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胚培養士の2021年9月の転職市場の状況

新型コロナウイルス第5波の影響

全国的な新型コロナウイルスの感染拡大は、医療従事者の方の転職活動にも心理的な影響を与えているようです。

既に医療崩壊が始まっているとも言われる状況の中、
「忙しくて転職活動の時間がない」
「今の職場を辞めたら他の人に申し訳ない」
「転職先の病院の迷惑になる」
「他の病院に面接に行くと、コロナ感染のリスクがある」
などの理由から、転職はしたいけれども、今は転職活動を自粛している方が多いようです。

では、逆に採用する側はどうかというと、コロナの影響とはあまり関係なく通常時と変わらず積極的に採用を行ってます。採用側は通常時と変わらない状況の中、応募者が集まらないというミスマッチの状況が続いているのが、先月の8月~今月にかけて続いている状況です。

あまり求人が変わらないと感じている方も多いかもしれませんが、応募者が集まらず、引き続き募集中のところが多いのが理由です。

逆に考えるとライバルとなる候補者が少ないので転職のチャンスといえるでしょう。最近はWeb面接で対応してくれる医療機関も増えてきてますし、感染症対策に万全を尽くして面接を行っております。ご興味いただける求人がございましたら、応募のチャンスと捉えて積極的に転職活動を進めていただければと思います。

経験者向けの求人、「顕微授精の経験」はなくても応募可能

今年6月頃から、経験者のみを対象とした求人が大半という流れは今月も変わらず。ただ、今までは顕微授精の経験を求める求人が多かったのですが、実務経験さえあれば応募可能という求人が増え、応募要件が緩和される求人が増えております。

「残業が多いので環境を変えたい」という就業環境改善や「なかなか次の業務ステップに進めない」などスキルアップを望んでいる方など、転職を考えている理由は様々あると思います。

先月の転職市場でもお伝えしたように、胚培養士の場合、短期間での実務経験でも経験者として評価いただける職種です。少しでも胚培養士としての実務経験がある方には、 応募要件が緩和されている現状は転職のチャンスと言えるでしょう。

ピックアップ求人

募集終了【都立大学駅からすぐ】目黒区の不妊治療クリニックで胚培養士業務★

『とくおかレディースクリニック』の求人関連画像
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給与
月給:240,000円 ~
勤務地
東京都目黒区中根1-3-1 三井住友銀行都立大学駅前ビル6F
仕事内容
精液検査、精子調整、胚凍結、胚融解、アシステッドハッチング、顕微授精、体外受精、胚移植、検卵

未経験でも胚培養士になりたい方が準備しておきたいこと

現状、経験がなくても応募できる求人はごくわずか。もし応募したい&応募できる求人が出てきたときのために準備しておきたいこと、それはなぜ胚培養士になりたいかという「職種に対する志望動機」。

未経験の場合、何よりも重視されるのが意欲と仕事の理解度です。過去、面接で「消去法で胚培養士を選んだのではないか?」と聞かれた方がいらっしゃいました。

検査業務とは異なるため、入職後はゼロからのスタートになります。教える側も、そう簡単に辞めてもらっては困るので、選考の段階から長期的に活躍してもらえる人材かどうかを見極めています。

キャリアチェンジになる場合、改めてご自身の考えを整理するのと同時に、胚培養士の仕事について情報収集するのも良いでしょう。

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国家認定キャリアコンサルタント N.E.

国家認定キャリアコンサルタント
N.E.がこの記事を監修しています

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